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熱中症対策の補助金まとめ

Index目次

企業における熱中症対策が法律で義務化されたことで、熱中症対策システムの導入など、多くの企業が対応に迫られています。
ここでは、熱中症対策に関連した主な補助金制度について、くわしく紹介しています。

熱中症対策に関連した
補助金制度一覧

熱中症予防対策への取り組みに関連した主な補助金制度として6つご紹介しています。

その他にも、各都道府県独自に国や自治体等で省エネ補助に関する事業を行っていますので、対象地域をチェックしてみてください。

以下に概要を紹介します。

エイジフレンドリー補助金
(熱中症予防対策プラン)

エイジフレンドリー補助金における、職場環境改善コース「熱中症予防対策プラン」が、熱中症対策に活用できる補助金プランです。
現在申請受付期間中です。(募集期間:2026年5月20日(木)~2026年10月31日(土))
予算額に達した場合は、受付期間の途中であっても申請受付が終了となる場合があるため、早めに確認しましょう。

概要

60歳以上の高年齢労働者が安全に働けるよう、暑熱な環境による熱中症発症の予防対策として身体機能の低下を補う装置(機器等の導入・工事の施工等)を導入する場合に要する経費が補助対象。

対象企業・団体

・中小企業事業者
・1年以上事業を実施していること
・役員を除いて、自社の労災保険適用の高年齢労働者(60歳以上)が常時1名以上就労していること
・高年齢労働者が対策を行う作業に就いていること

金額

・補助率 1/2
・上限額 100万円(消費税を除く)

※参照元:厚生労働省公式サイト(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09940.html)

熱中症対策ガイドライン策定等
補助事業

こちらの補助事業も申請締切はすでに過ぎていますが(募集期間:2025年8月1日~2025年8月29日)、以下に概要を紹介します。

概要

東京都内の事業者団体等が、業界ごとの特性に応じた熱中症対策ガイドラインを策定・改訂し、業界内に普及させる取り組みに対し、経費の一部を助成。

対象企業・団体

次のいずれかの条件を満たす者が対象となり、一から三の順に優先して申込みを受け付け。

一.熱中症対策ガイドラインの策定を計画しているエッセンシャルワーカーの事業者団体
二.熱中症リスクが高い職場であると都が認める団体
三.熱中症リスクが高い職場であると都が認める事業者

金額

助成率:対象経費の3分の2
上限額:200万円
対象経費:外注・委託費、広報費、専門家指導費、直接人件費など

※参照元:東京都環境局公式サイト(https://wbgt.metro.tokyo.lg.jp/effort/prevention_guideline/)

脱炭素ビルリノベ事業

6月より公募を開始しています。(募集期間:2026年6月4日(木)~2026年11月30日(月)23:59締切)以下に概要を紹介します。

概要

商業施設や教育施設といった既存の業務用建物における省エネルギー改修や省エネルギー機器導入を支援することで改修を促し、2050年のカーボンニュートラル実現に貢献することを目的としている。

対象企業・団体

  • 改修後の外皮性能BPIが1.0以下となっていること及び一次エネルギー消費量が省エネルギー基準から用途に応じて30%又は40%程度以上削減されること(ホテル・病院・百貨店・飲食店等:30%、事務所・学校等:40%)
  • BEMSによるエネルギー管理を行うこと等
  • 主な対象製品:断熱窓、断熱材、高効率空調、制御機能付きLED照明器具、業務用給湯器、BEMS

金額

・95億円(~令和10年度まで)
・補助率:補助対象となる設備費・工事費・設計費の2分の1~3分の1

省エネルギー投資促進支援事業費補助金
(省エネ・非化石転換補助金)

先日2次公募受付が締切となった(2026年6月1日(月)~7月9日(木))省エネ・非化石転換補助金について、以下に概要を紹介します。3次公募期間は詳細が決まり次第公式HPで公表されます。省エネ・非化石転換補助金は、工場や事業場などで省エネルギー性能の高い設備への更新や非化石エネルギーへの転換を支援する補助金制度です。正式には「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」などの補助事業で構成されています。事業場全体の「工場・事業場型」と設備単位ごとの「設備単位型」があります。

概要

省エネ性能が高い設備を導入する際にその費用の一部を支援。

対象企業・団体

すべての法人・個人事業主(業種・建物問わず)

金額

  • 補助率:最大3分の2を補助
  • 補助金額:最大30億円
  • 対象経費:設備費・工事費・設計費

※申請タイプにより、対象経費および補助率は異なります。

大阪府中小事業者高効率空調機導入支援事業補助金

こちらの事業も申請締切はすでに過ぎていますが(2026年4月13日~6月30日)の補助事業について、紹介します。

概要

中小事業者の脱炭素化と電気料金の削減による経営力強化を後押し。

対象企業・団体

  • (1)府内の工場・事業場において既存の空調機を高効率空調機へ更新する中小事業者
  • (2)大阪府の脱炭素化経営宣言登録制度に基づき脱炭素経営宣言を行った中小事業者

金額

  • 補助率:2分の1以内
  • 補助上限額:500万円/補助下限額:20万円 ※1法人当たり
  • 対象経費:高効率期の設備費・工事関連費(設計費、既存の空調機の撤去、処分費を含む)

熱中症対策補助金の申請フローと抑えておきたいポイント

申請の基本的な流れ

補助金を活用して熱中症対策を進めるには、決められた順序を守ることが大前提です。
大まかには以下のステップで進みます。

  1. 現地確認・見積取得
    作業環境の暑熱状況を把握し、必要な設備・対策グッズを選定します。施工業者から見積書・仕様書・設置図なども取得しておきましょう。
  2. 申請書類の準備・提出
    各制度の様式に沿って申請書を作成し、見積書や計画書などの添付書類とあわせて提出します。
  3. 交付決定通知の受領
    審査を経て交付決定の通知が届きます。この通知が来るまでは絶対に発注・契約・購入をしてはいけません。
  4. 設備の導入・施工
    交付決定後、いよいよ設備の手配や工事を進めます。
  5. 実績報告の提出
    施工完了後は、領収書・写真・施工記録などをまとめて実績報告を行います。制度によっては、導入前後のWBGT値(暑さ指数)など定量的な効果データの提出が必要なケースもあるため、あらかじめ測定方法を想定しておくと安心です。
  6. 補助金の受給
    報告内容が承認されると補助金が支払われます。申請から受給まで、制度によっては半年〜1年程度かかることもあるため、資金繰りも含めて余裕を持って計画しましょう。

申請時に必ず確認しておきたい注意点

手順を守っていても、細かいミスが不採択や想定外の自己負担につながることがあります。
特に以下の点は事前にしっかり確認してください。

  • 交付決定前の発注は対象外:通知を受け取る前に契約・購入した費用は補助対象になりません。
  • 費用は一旦立て替えが必要:補助金は後払いが原則。支払いが先行するため、資金の手当てを事前に確認しましょう。
  • 補助率を超えた分は自己負担:上限を超えた費用はすべて自社負担になります。
  • 書類の不備・記入ミスに注意:見積書の添付漏れや数字の誤記だけで不採択になる可能性があります。
  • 補助金は公的資金:不正受給は返還命令の対象となります。正確な申請・報告を徹底しましょう。

まとめ

このように、熱中症対策に活用できる補助金制度はありますが、エイジフレンドリー補助金などを活用することで、WBGTセンサ(計測器)の導入費用を補助対象にできるケースがあります。補助金の有無にかかわらず、事業者には従業員を暑さから守る体制づくりが求められています。

その第一歩として重要なのが、現場の温度・湿度・WBGTといった環境データや、作業者個人の状態をきちんと計測し、客観的に把握すること。正確な「見える化」があってこそ、適切な対策や設備導入につながります。補助金はあくまで後押しの手段と捉え、まずは自社の現場に合った計測・管理体制を整えることが、これからの熱中症対策では欠かせません。

当メディアではこれから熱中症対策システムを導入しようと検討しているユーザーに向けて設置環境別におすすめの製品を紹介しています。

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